Framing sample
シート フロート額装 / 黒木目出し塗装フレーム (解説はこちら)
紙作品のフロート仕様をご紹介いたします。
スペーサーで奥行きをもたせて額内を箱状にし、台紙の中央に作品を固定する仕様です。
スペーサーの高さを調整し、パネルやキャンバスでのフロート仕様より薄く製作します。
さらにこちらの例は台紙と作品の間に3mmのボードを仕込んで浮かせ、
ほんのり影が落ちるように設定しております。
額は細めの12mm幅で、ポプラ材の木目を残した黒塗装で製作しました。
こちらはアーティスト・志村信裕さんによる、独特な空気感を感じる作品です。
パリのリトグラフ工房Idemで製作された版画は紙の質感や端のラフな雰囲気にも拘りがあり、
作品の支持体を強く見せることができるこの額装仕様によく合っています。
作品の端まで見せたい場合や、紙の質感をより際立たせたい場合等にお勧めの額装方法です。
作品 : 志村信裕さん