オーバーマット仕様の額装をご紹介いたします。

台紙に作品を貼り、作品より一回り大きく窓を抜いたマットをその上に配置します。

通常のマットを使った額装と異なり、作品を端まで見せることが可能です。

端に絵柄やサインがあってマットをかけたくない場合や、紙自体の質感・素材感をより強調したい場合に有効です。

またこうすることにより、独特の繊細さや緊張感を付与することもできます。

こちらは台紙と上マットを同じ色で揃えておりますが、

 台紙の色を変えて差し色にするのも有りです。

こちらの額はカラーオーダ―いただき、幅10mmのグレーラッカー塗装で製作いたしました。

サイズにもよりますが、オーバーマット仕様にはこういった細めの仕立てがよく合います。

マットを用いた額装はジャンルを問わず常にスタンダードであり、王道です。

時にはさらにプラスアルファで、こういった仕様もご検討してみてはいかがでしょうか。

作品 : 田中健太郎さん

http://www.kentarou-tanaka.jp/